旅に持っていくもの10選【Kentaro編】

旅と海外移住の話

33歳になって気がつくとこれまでに43都道府県30カ国を訪れて、タスマニア(豪州)/ 南米(ペルーとエクアドル)/ フィジーで長期滞在・移住を経験し、昨年には夫婦でスペインの800kmの巡礼路『カミノ・デ・サンティアゴ』を歩いてきました。

Camino de Santiagoで800km先まで導いてくれるホタテ貝と矢印

鬱っぽくなったときにも、ストレス発散にも、迷ったときにも、アイデアが欲しいときにも、僕にとっての最良の解決方法のひとつは、今でもやっぱり旅に出ることです。

その中で厳選されていった、自分にとってのオリジナル「外せないもの」たち。

実は明日から西表島に飛ぶので準備の真っ最中なんですが、初めて上陸する西表島の外周を歩いて(行けるところまで)一周する予定で

スペイン巡礼の準備を思い出しながら荷物をできるだけ軽くしようとする作業中に、「あ、このプロセスシェアしよう」と思いついたのでした。

主観的10選、選んでみましたので参考になれば幸いです。

① 十徳(五徳)ナイフ

エクアドルで強盗に遭ったあとに購入したビクトリノックスの五徳ナイフ。僕のには折りたたみナイフ大小の他に、ボトルオープナー、栓抜き、毛抜きが搭載。
隣に展示されていた十徳ナイフやより高機能なナイフも魅力的でしたが、値段が安いことと重量が軽いこと、その時は護身用に欲しかったというのが一番の理由だったので、一番シンプルな五徳ナイフに決めました。

旅中、ふとした時にとっても役立ちます。
同じ五徳でもハサミがついているタイプが便利だとも聞くので、いろいろ見てみてください。

飛行機に乗る際は手荷物に入れると没収されてしまうので、預け荷物に入れるのを忘れないように。

② 速乾性の下着・服

長期で旅をするにあたって(特にバックパックスタイルだと)永遠の課題とも言える、荷物の軽量化。
巡礼路ではTシャツ、上着類、ズボン類、パンツ、靴下をそれぞれ2ペアずつ持って毎日洗濯していました。

目的地につく時間が遅くなったり天気が悪かったりすると、当たり前ですが素材によっては全然乾かず(特に靴下)、それが積み重なると想像以上にストレスでした…。
乾かなかったものは次の日にバックパックにぶら下げて歩いて乾かしたりもしていましたが、短い時間でパリッと乾くものは旅中のストレスマネジメント上とっても重要です(主観)。

個人的に環境に優しい素材であることやテンションが上がる色合いであることも同時に重要なので、乾きやすさに全振りはせず、その3点を天秤にかけながら考えます。

③靴ひも

洗濯物を干す設備がないとき、何かを縛っておきたい時など、あると何かと活躍してくれるひも。

ある程度の長さがあるひもなら何でもいいので100均などで買うのもありですが、
経験上、使わなくなった靴の靴ひもがとっても丈夫でオススメです。

④ アクションカメラ

旅中の動画撮影が好きだという人には、やっぱりGoProやOsmoActionに代表されるアクションカメラがオススメです。

旅が長期になってくると、いつも以上にいろんなことをできるだけシンプルに考えたくなります。
そうなったときに、強力な防水(雨が降ってきても慌てなくていい)・防塵(ホコリや砂でも壊れることがある)・耐衝撃(何回か手から滑り落ちた)の3点が備わっているアクションカメラだと、カメラの安全に比較的気を遣わなくていいということが一番の理由です。
カメラに気を遣い続けていると、僕はそのストレスからいずれ撮影のモチベーションが低下していくと思います…。

特にOsmoActionを出しているDJI Osmoはドローンが強い会社なので手ブレ補正の技術が高く、バックパックに装着して歩きながら撮影したい僕にとってはとても重宝しています。

軽量ミラーレスや高機能コンデジ、ジンバル一体型で手ブレ補正最強のOsmoPocket等ほかのカメラも考えましたが、結局アクションカメラに収まったのでした。

⑤ 香り

以前は香水はもちろんアロマオイル等にもあまり興味がなかった僕ですが、最近はラベンダー等のエッセンシャルオイルを入れられる木のネックレスを首にかけて旅するようになりました。
旅の中では、ふと不安な気持ちになることもあります。

飛行機に乗り遅れた、
バスが想定外に深夜に着いて真っ暗な中降ろされてしまった、
なぜか早朝にドアを激しく叩かれて起こされた、
バーの2階から瓶が落ちてきて頭から流血した、
靴についていた土が原因で入国時にトラブった、
路上で強盗に遭った…

そんな焦るシチュエーション下でこそ、「とりあえずこの香りを嗅いだらグラウンディング(落ち着く)できる」というものがあると、とっても心強いんです。

⑥ハーブのブレンド

旅先でハーブティーをいつでも飲みたい欲を満たせるだけでなく、ハーブにはそれぞれ体を癒やす効果が確認されています。
旅が長期になると体力や免疫力もじわじわ削られていくもので、以前は体調を崩したとき用に胃腸薬などを持っていくようにしていましたが、ハーブを持ち歩くようになってからは持たなくなりました。
お湯さえあれば自然の力で免疫力をサポートできるし美味しいしで一石二鳥だと思い立ち、勉強するようになりました。
今では、症状別に小さなジップロックに小分けにして旅のお供としています。

⑦ 腕時計

体を締め付けるものはできるだけ装着しないタチですが、旅中は積極的に腕時計をつけるようにしています。

時間の確認にスマホを使うことには、
①頻繁に出し入れすることでスられる(盗まれる)リスクが上がる
②電池が切れたら使えない
の2つの大きなデメリットがあると思うからです。

特に②は、何らかの事情で充電ができないこともあるでしょうし、とっさに時間が確認できないことで困ることもあります。

特に海外ではスリ等に狙われるリスクを下げるためにも安いものの方がいいと思いますが、できれば蛍光塗料やバックライト等で暗闇でも時間がわかること、防水機能が備わっていることの2点は欲しいところです。

⑧ 薄手の丈夫な大判ショール

寒さ対策、日焼け対策、リュック内の物をまとめる、風呂敷・・・
いろいろと使えて便利なので、薄手の大判ショール(スカーフ)を持っていくようになりました。

かさばらず、多用途に使えてガシガシ使えるものが良いので、「薄手」の「丈夫」な「大判」ショールに落ち着いています。

⑨ ジップロック

旅先では、ちょっとした行動食を持ち歩いておくといざというときにエネルギー補給ができて良い。

食材や食事、おやつが残ったとき、フルーツを買ったときなど、
食品を入れておくのに複数のジップロックが助けになります。

キャンプ用の皿類などを持っている場合はそれで良いですが、無くてもジップロックがいざというときの代わりになったりもします。

食品以外に、機器類の防水等にも応用可能◎

***

以上、長期の旅に便利なお供10選でした。

100均で買えるもの縛りの10選も別に書こうと思いますので、そちらもどうぞご活用ください。

妻のYuri版もいつか上がる…かもしれません。

Kentaro

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